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野に遊ぶと同時に、にき倶楽部1986のホールでは、「特別展見立て劇場 エクストラヴァンガンツァ」を開催しました。
ギャラリー册でご紹介してきた作家、アーティスト・イン・レジデンス招聘作家、地元栃木の作家、第一線で活躍する現代作家たちとの出会いをひとつのコンテンポラリーな劇場に見立てて展開する企画です。
会場には茶道具、陶、ガラス、布、金属、竹細工など、さまざまな作品が展示台や、いくつものの棚によって構成された「燦架」などに展示。16日、17日の両日のみ、グラフィック・デザイナーで、ガラス作家でもある麹谷宏氏のガラスの器の茶器、武者小路千家の若宗匠千宗屋氏の貴重な茶道具のコレクションを特別展示いただきました。
16日の夕刻には、オープニング記念イベントとして、国立西洋美術館館長の青柳正規氏と、グラフィック・デザイナーの麹谷宏氏をお招きしての「特別展 見立て劇場 エクストラヴァガンツァ」オープニング記念特別対談「日本の手仕事と工芸の可能性」を開催。西洋美術に精通されてきた青柳正規氏と、ガラス作家でもある麹谷宏氏の、それぞれの立場から、これまで長年培ってきた「日本の工芸の可能性」や桃山時代からの茶道をはじめとする道具づくりの「手仕事の世界性」について語っていただきました。
また、本館ホールのテラスでは、このテラスを茶席に見立てたギャラリー册席を設けました。二期倶楽部コレクションの器を使ってのお手前を宗偏流の月江露月先生に。二期倶楽部の生花を活けていただいている月江先生でもあります。きれいな手さばき、所作に感じ入っていると、いつのまにか自身を想像の世界へと誘い出してくれるような感覚になるから不思議です。
16日、17日の両日にわったって行われた「野に遊ぶ」。不思議なお天気でしたが、ご参加していただいた皆さまには十分にお楽しみいただけましたでしょうか。
茶会や展示、お料理イベント、そして皆さまのお声やお顔。今回の「野に遊ぶ」の一つひとつを思い出しながら、さらに皆さまにお楽しみいただけるような茶会をという想いを胸に来年の構想に思いを馳せています。