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里山づくり:那珂川町・イノシシ加工施設との連携(2009.08.05)

「栃木の里山の自然の恵みの試食会」で、野生イノシシのジビエ料理。
宇都宮大学の先生方と、栃木伝統野菜づくりで懇談会。

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7月22日、国連大学主催、宇都宮大学共催による「里山里海SGA第2回クラスター間会議・第2回国レベル会議レセプション・栃木の里山の自然の恵みの試食会」が宇都宮大学で行われました。このシンポジウムは、国内大学・研究機関の里山研究者、NPO法人職員、国連機関外国人研究者が多数参加、後半のレセプションでは、出席者間の懇親をはかるとともに、栃木県の里山(特に那珂川流域)の自然の恵みメニューを試食いただき、全国・世界に向けてその魅力を発信しようとするものです。

二期倶楽部と宇都宮大学の接点は、増えすぎた野生のイノシシを捕獲し、町おこしの一環としてスタートさせた那珂川町のイノシシ肉加工施設のオープン。このオープンに二倶楽部がジビエ料理を提供した折、参加していた宇都宮大学の大久保達弘先生(専門:森林経営学)と知遇を得、「里山里海会議・レセプション・栃木の里山の自然の恵みの試食会」の参加を依頼されました。

里山2009 075.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 レセプション・試食会に先立って行われた懇談会は、二期倶楽部のテーマでもある野菜栽培が中心。そのため伝統野菜育種・栽培学が専門の金子幸雄先生や石田朋靖副学長を交えての懇談会になりました。参加者は、二倶楽部から飯島豪シェフと森のコンシェルジュ舘田貴明、宇都宮大学から石田朋靖副学長、金子幸雄教授(専門:地域伝統野菜育種・栽培学)、飯郷雅之准教授(専門:里山のさかな)の皆さんでした。まず飯島シェフより安心・安全な野菜を作りお客さまに提供するため、種より安全に無農薬で苗を作り、育て上げることに力を入れていること。無くなりつつある地方の伝統野菜・固定種の栽培にも目を向け、特に秋野菜には多くの種類を栽培していることなど、二期倶楽部の野菜栽培の現状を報告、金子先生からは、唐風呂大根(日光)、宮ねぎ(栃木)、鹿沼菜(鹿沼)などの栃木県で収集、研究室で栽培、育種試験中の作目や、今後の栃木県の伝統野菜の現状を説明いただきました。その後野菜づくりの実践などで質問させていただき、研究者ならではのお答えをいただき、今後のキッチンガーデンでの野菜づくりに役立つ懇談会になりました。

里山2009 071.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像試食会では、「栃木の里山イノシシのジビエ料理」を用意。行列ができるほどで、調理も間に合わないほどの人気でした。ご賞味いただいた方からは、「料理が素晴らしい。こうした料理によって里山の存在を知ってもらえるようになれば」という声にシェフも大喜び。また、宇都宮大学や国連大学などの先生方、国内外からいらっしゃった里山の研究者や関係者などとの交流も有意義なひと時でした。

さらに今後は、宇都宮大学の先生方との交流を深め、伝統野菜づくりを一層進め、那珂川町のイノシシ加工施設との連携によってジビエ料理を提供することなどで、こうした里山の良さを合わせてゲストの方に知っていただけるよう励んでゆきたいと思う一日でした。