NOVARESE×二期倶楽部 2社合同による初のコラボレーションワークショップを実施
二期倶楽部の20周年事業として完成した野外劇場「七石舞台【かがみ】」に続いてオープンした観季館は、婚礼プロデュース事業を中心とした株式会社ノバレーゼ(代表取締役浅田剛治)と 2007年より提携、祝祭の場として多くの感動の場を育んでまいりました。
11月5日、両社は 2社合同による初めてのコラボレーションワークショップを実施しました。当日はノバレーゼより浅田剛治代表取締役、当社より代表取締役北山ひとみ、二期倶楽部支配人中野允夫、総料理長宮﨑康典が出席、講演会やワークショップを通じて、これまでの2年間を振り返り、今後の2社が一体となって創りだしていく、新しい【結び】の文化の可能性について再認識した研修会となりました。 講演会では、両 社長ともに「祝宴の場を一緒に作り上げる人(スタッフ)は、お客様とともに"家族の幸福"を考えてゆく責任がある」さらに「式の準備から当日まで、スタッフの一般的な対応、知識、心遣いはもちろん、お客様のご希望のドレスや式服、お食事、環境を完璧に取り揃えるだけでなく、本当の意味での"結婚"というテーマにおいて、お客様とともに考え、導き出せる最高の結婚式、披露宴を創り上げる役割がある」という共通したメッセージを述べ、人と人との繋がりが希薄化した社会だからこそ、この産業に携わっている私たちは、それを改めて見つめ直していかなければならないことを訴えました。
また、北山社長は二期倶楽部の創業からオーベルジュ、スパ・リゾート、そして現在のカルチャー・リゾートに至るまでの歴史、結婚式の会場ともなる七石舞台【かがみ】、観季館やオリジナルブランド「式」の意味について述べました。 「編集工学研究所所長の松岡正剛氏の監修のもとつくられた、庭内にあるカルチュラルエリアのモニュメントには、それぞれ日本独自の風習や文化・歴史の意味が込められています。たとえば、七石舞台【かがみ】。古より「石」には神が降臨する場として崇められてきた磐座(いわくら)の文化があり、その祭礼や祝いの儀式の場として、天と地を繋げる役割を担っているのが石と考えられていました。つまり、この七石舞台【かがみ】は神と繋がる神聖な場。神との繋がり、祖先との繋がり......そうした祈りの中で、新しい家族との出会いを祝し、人との絆を結ぶという意味があるのです」(北山)
二期倶楽部創業以来の「ホスピタリティ」は、毎日の一つひとつの小さな営みから、お客様からの『ありがとう』といわれる瞬間を作り続け、スタッフ一人ひとりの心の中に二期の文化が根づいていくことなのだと、学びました。
続くワークショップでは、2社のスタッフはグループごとの発表などを行い、ブランディングの共有から今後の課題まで、活発に話し合うことができました。 "家族の繋がりの素晴らしさ"を伝えられる最高の結婚式・披露宴をつくるために、お互いの専門分野でプロフェッショナリズムを発揮し、会社という枠を超えて高めあう......。終わりのない、相互成長が求められることを再認識した、第一回目のコラボレーションワークショップになりました。
最後に、七石舞台【かがみ】と観季館の総合監督をされた松岡正剛氏の、観季館に寄せた言葉を紹介します。
~人を結ぶ~
「結び」という日本語はたいへん美しい力を秘めています。もともとムスビは、ヒという格別の力を産むことをさしていました。ムスとは産むことです。そのため、その力をさずかった者が男ならばムスコ、 女ならばムスメと呼ばれます。それゆえムスビは、古代での「産霊」と綴られたのです。このムスビを日本人はさまざまな形に仕上げ、組み合わせ、驚くべき象徴の数々を作りあげてきました。たとえば標縄、たとえば髪結い、たとえば帯、たとえば水引。 やがて結び目や結び方には、吉祥や瑞祥の予感を感じさせ、観喜や祝典の期待を暗示する姿があらわれるようになりました。たとえば叶結び、たとえば竹結び、たとえば蝶結び。日本人にとって、それぞれの結びが永遠なのです。
- 2009/11/20


