2008年を締めくくり、新年度に向かってスタートへ! 社員総会開催
2008年度を締めくくる株式会社二期リゾートの社員総会が開催されました。
第1部は、百年企業を掲げ理念経営を啓蒙する経営コンサルタント、株式会社S・Yワークス代表取締役・佐藤芳直さんを招いての講演会でスタート。初めて外部からお招きしたゲストです。
佐藤さんは、100年に1度といわれる今回の経済恐慌のその真因について、人間が幸せに暮らす社会の、変えてはならないものを大きく変えてしまった結果と断言。これを乗り越えるためには、中世時代に宗教から脱することでルネサンス=人間復興が起きたように、経済に支配される資本主義からシフトし、本来の人間の在り方に気づき、それを基にした経営モデルの構築こそが必要であると述べました。
さらに、いつの時代も危機が理想を現実化する力がある。だからこそ今、自らの理想を高くもち続け、着実に押す進めることが重要。20数年にもわたって磨き続けてきた、二期倶楽部の「心映えの美しいひとが美しい商品をつくり美しいかたちでお届けする」という理念は、北山ひとみ社長の求めてきた「真(理性)善(知性)美(感性)」そのもの、なかでもこれからの時代のキーワードとなる美(感性)に裏打ちされた働き方や生き方を求める本来の人間の在り方にほかならないと語りました。
さらに、旅館やホテルのランキング・ベスト3を挙げるとすれば、必ず二期倶楽部は入る。これは時代が求めている、高い理想をめざしている集団、表現している集団だと見られていること。そして現場の一人ひとりが単に仕事だからという認識ではなく、職場の中で体験を通して、美意識に裏打ちされた働き方や生き方を会得しているからだと。さらに深化させるために北山社長の美意識に基づいた考え方や生き方、所作や振舞いまでを徹底的に学ぶ(学ぶはまねぶ=まねる)ことが必要であろうと熱く語りました。佐藤さんの講演は、外から見た二期倶楽部と二期グループの現状と今後の方向性について、自らの行動をどのようにとるべきか、改めて考えさせられ、そして温かい助言は私たちの大きな励みになりました。
次いで行われた第2部は、文化学芸顧問の新見隆さんより昨年行われた「アート・フェスタ2008」の報告。イベントを通じて全員がアートを感じ、美的生活に気づく基盤ができあがったこと。そしてなによりも、スタッフが一緒に成し遂げたという気持ちは、達成感とともに地域ごとの強い連帯感につながった。スタッフがゲストをもてなすことで一体になる。それこそが新しい文化リゾートであると語りました。
続いて、人事・労務担当者からは、今後の雇用について、厳しい経営環境の中にあっても、二期流のワークシェアリングによって雇用の維持と新たな雇用の創造を行うことの大切さを伝えられ、社員の、より一層の結束を訴えられました。
第3部は、管理室コーポレートオフィス・コミュニケーション室、アート・ビオトープ、ラ・ブリーズ(ホール/キッチン)、本館、東館レセプション、ガーデンレストラン(ホール/キッチン)、アロマトリートメントの各セクション長より、2008年度の反省を踏まえた「2009アクションプラン作成に向けた指針」の表明がなされました。
最後に、従来の文化事業部とコミュニケーション室が結合し、2009年度新たに創設されたブランド・コミュニケーション部部長代理薄羽美江さんより今期の基本構想の説明。さらに昨年制作の「ブランドルールブック1(規則)」に加え、「ブランドロールブック2(役割)」を制作し、外と内を繋ぐ役割を果たしてゆきたいと抱負を語られました。
締めくくりは、「ブラックマウンテン・カレッジ」で活躍していたアーティストをバックに「学ぶ共同体」と書かれた大きな映像が映し出され、北山ひとみ社長から今後の二期倶楽部の方向性である「学ぶ共同体」についての熱い表明がありました。さらに「山のシューレ2008」に参加いただいた建築家伊藤豊雄さんの言葉を引用し、二期倶楽部も1986年横沢エリアにいわばまん幕を張り、そこに志を同じくする人々が集い、交流する場。そこから文化の新しいかたちがつくられてゆくサマー・オープン・カレッジ「山のシューレ」をはじめとするアートフェスタ活動は、私たちのめざす芸術コロニーに向けた第一歩であると結びました。
その後行われた懇親会では、各テーブルについたメンバーがグループとなって、オバマ大統領や二期リゾートに関するクイズに答えるアトラクションが行われ、得点の多かった順に、液晶テレビ、携帯電話、お米、苺(とちおとめ)など、豪華な商品が贈られ、おおいに盛り上がったひと時に。最後は全員で一本締めを行って散会、各人が新たな決意を胸に秘めて新年度に向かってスタートを切りました。
- 2009/06/19


