

心の豊かさが求められる現代の日本、この時代にあって、食、リゾートといった産業に携わることはどんな意味を持つのか。具体的にこの産業が本来持ちえてきた「文化」に一人一人が目を向け、実践していくため道場として文化部門を位置づけています。
お客様のため、二期リゾートで働くスタッフひとりひとりのため、二期リゾートの文化拠点として、様々な企画に取り組んで参ります。
文化事業室は、2004年に、松岡正剛氏とコラボレーションより、「NIKIギャラリー册」としてリノベーションしました。
文庫本を収容する「糸宿房」と全集を収容する「册集居」の二つの書棚空間、そしてカフェ機能を併せ持った「NIKIギャラリー册」は、小さな図書館でもあり、学び舎でもあります。二期グループの新しい文化経済ビジネスモデルの試みでもあります。
本と空間、アートと空間、これらが出会う舞台「本棚」という倶楽部財の開発や、ホテル事業、レストラン事業とのコラボレーションによるブックカフェ、企画のプロデュース、コンサルティング、といった関連した事業も広がり、二期リゾートの事業を押し進める原動力になっております。


書物と同じように棚も世界観を内包できるはず。「燦架」と名付けられたこの構造と仕組みは、集積された棚や空間から表象することを可能とするため、それぞれの棚が個として独立しつつも、無限に自在に組み合わせられるシステムとなっています。
棚と棚、棚とコンテンツ(内容物)、あるいは棚と人との間に新たな関係性を生み出すものです。書物をおさめる単なる棚でなう、書院の床の間のような一つの舞台としてとらえています。専用のスタンドに一架据えて書物と工芸品などを収めれば個人表現の場となり、必要な数架を組み合わせて住空間に配すれば手頃な家具となり、多くを集架していけば曲直自在の壁や搭状を成し,空間を生み構成することができます。
これはコンテンツによってカタチを変え、カタチがコンテンツの位置づけを再定義することを可能にする」棚であり、そのシステムなのです。